脱衣室用に購入した超ミニのオイルヒーターのユーレックス。
しばらく使ってみて予想以上によかったので、2機目を購入し、寝室のメイン暖房を、石油ファンヒーターからユーレックスに切り替えました。
古い家で断熱性能がさほど高くなく、冬はかなり寒くなる田舎なので、今までは長らく石油ファンヒーターを使っていました。それなのに何故このタイミングでオイルヒーターに替えたのかを書いてみようと思います。そして、2機目のユーレックスのおすすめポイントも合わせてご紹介します。
まじで気に入ってます!
石油ファンヒーターのいまいちなところ
なんといっても灯油が燃料というところです。
たしかに温まりのパワーはすごくあり、薪ストーブを使わないところですと、ほぼ一択になります(うちの地域の家庭は何故かパワーと乾燥のため、エアコンはあまり使わない場合が多い。)でもこの灯油という燃料が悩ましいです。
まず化石燃料であること、匂いがとてもすること、購入するときに車をつかわざるをえないことなどがあります。
また狭い部屋で長時間使えないこと(換気が必要)も少し嫌なポイント。この前なんか酸欠ぽくなって頭がガンガン痛くなったのはおそらくファンヒーターの暖房のせいのような気がします。
それとどうしてもなれないのが音。運転中にずっと響くゴーという音がすごく耳障りです。
ユーレックスミニで分かった優秀なところ
今回ユーレックスのオイルヒーターを買ってわかったことは、想像以上にしっかり温まるということと、そして音も匂いもしないのがこんなに快適だったのかと改めて知れたのがよかった。
というのも、オイルヒーターは実ははじめてではなく、以前はデロンギをいくつか持っていて使っていました。でも中古品で年式も古かったので性能も悪かったのかもしれません。電気代も暖房能力も、満足できるものではありませんでした。2つ使っていたものは結局すべて手放して、ここ6〜7年位はずっと石油ファンヒーターでした。
でもユーレックスを購入して、オイルヒーターも進化してるんだなあと思いました。燃費も昔のに比べたら全然良くなっています。
オイルヒーターは輻射熱
案外知られているところではありますが、おさらいしてみます。
熱の伝わり方
オイルヒーターはオイルが電気で温められ、熱をもち輻射熱を発します。輻射熱は目に見えず、直接人や壁や床などを温めます。それらに熱が蓄積されることでまた輻射熱を発するので、熱源のオイルヒーターだけでなく周りからも効率よくあたためることができます。
体感温度
人が感じる温度は「体感温度」といいますが実は「体感温度」=「室温」ではありません。「体感温度」は壁や床からの温度が影響しているので室温だけが適正温度でもどこか寒く感じたりします。オイルヒーターなら輻射熱でお部屋を壁から床から全体であたためるので体感が暖かく感じます。
本格的な田舎の冬に使えるかどうか
まだこの記事を書いているのが12月で、日々寒くなっていますが、寒さのピークはまだまだこれからです。
以外と1月よりも2月や3月が寒いことが多いので、実力が試されるのは本当はこれからになります。
ただし、石油ファンヒーターは出番は少なくなるかも知れませんが、立ち上がりのパワーと初期駆動時の暖かさはやはりオイルヒーターにはないすぐれた特徴なので、一番寒くなる時期にはオイルヒーターと併用していく予定です。
さて、田舎の冬に耐えられることができるでしょうかね。いまから楽しみです。
今回購入したモデルのご紹介
今回購入したのは左側のVF8BS(SW)というもの。右のVF-M7Uが超ミニなので大きく見えますが、実は机の下にもすっぽりはいるくらいとてもコンパクトなサイズです。
ユーレックスにはたくさんのラインナップがありますが、VFシリーズは一番小さいもので3〜8畳のものでフィンが8枚です。その上が4〜10畳フィン11枚、さらにその上が4〜10畳フィン12枚まであります。VFシリーズの上位機種ではVFXシリーズというものがあり、こちらはより高機能にタイマーをコントロールできるマイタイマーというものが搭載されていますが、暖房性能は同じになります。
少しややこしいのはVFシリーズと同じ性能のLFX、LFシリーズというもの。VF、VFXシリーズとの性能差がないので何が違うのかとメーカーさんに訪ねたところデザインですと言われました。
でもまったくデザインが違うということもないので、おそらくは旧ラインナップもそのまま販売継続しているのではないかと思われます。ユーザーにとっては混乱するだけなので、やめたほうがいいかな。。。ここは少しマイナスポイントですかね。
使い方は超シンプルで、電源入れて左のエコモードから強・中・弱を選ぶか、右の温度設定でお好みの温度を選ぶかするだけです。あとは室温にあわせて最適な消費電力を選んで自動運転します。
ユーレックスという会社について
1989年創業の純国産メーカー。八ヶ岳の麓でオイルヒーター一筋に設計製造をしています。八ヶ岳といえば冬は相当に寒くなるはずですので、そんな寒冷地でつくるヒーターなので性能はかなり高いんじゃないかということが想像できます。
なんせそんな場所で開発・製造するのならば、使い物にならないような暖房器具を作るとは思えないですからね。
日本のメーカーでも海外製造のものが主流の中、やはり国産という安心感はあります。保証期間も3年間と長いです。またアフターサービスもばっちりしてくれるそうなので、故障の際も安心です。
そしてさらによいところは廃棄処分までちゃんと責任を持って回収してくれること。最初のミニタイプを購入決断したときもそこが決め手となりました。
ふるさと納税という手も!
ユーレックス株式会社は、国内唯一の国産オイルヒーターメーカーということで、長野県諏訪市はVF8BSをふるさと納税の返礼品としてピックアップしています。
寄附金の使い道としては諏訪市のふるさと振興のために、ということですので、ふるさと納税でゲットするという手もあるようですね。
100000円の寄付でゲットできます。
結論としてとても優秀なのでおすすめ
ということで、真冬の寒さの実力はどうなるかまだ未知数ですが、12月現在のうちの家の中における使い心地はかなり高得点です。長く愛用したいですね。おすすめです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。