バロンチェアのヘッドレストを自作した。純正品の1/6のコストでも満足度高し!

モノ
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ヘッドレストつけたい
最強のテレワーク環境作りにいそしんでいます。
僕はバロンチェアという、非常に人気の高い&割合高級なオフィスチェアを使っています。このブログでもアームレストを追加したり、肘掛けクッションをつけてみたりというプチカスタマイズした記事をあげていますが、今回はヘッドレストです。


純正パーツはクソ高い
アームレストの場合もそうですが、とにかくバロンチェアは高級オフィスチェアの類なので、純正パーツがいちいち高いです!

アームレスト21800円、ヘッドレスト51260円、ランバーサポート10780円みたいにまじでクソ高いです。あんまり汚い言葉使いたくないですが、素直にクソという言葉がでてしまいました、、、

うるふ
うるふ

クソ高いね、、

suesi
suesi

樹脂製のヘッドレスト50000円オーバーとか、ふざけてる。


アームレストのときはさすがに自作できないので、しかたなく純正を購入しましたが、そこはさすがに純正だけあってすこぶる快適です。

ヘッドレストについては、バロンチェアにおいてはハイバックタイプに設置できるものなので、僕が使ってるローバックタイプはそもそも後付でも設置することができません。中古品もほとんど出てこないし、でてきてもほとんどが2万近くするし、そもそも色が合わないことが多いです。ローバックに合わせるためにステイを改造することになった場合、うまくいかなかったときのリスクも高いです。

ということで純正品を使うのはなかなか難しいという結論に。

となれば、いずれにせよ欲しければ何らか自作するしかないと思うけど、ださくなるのは避けたいですよね。

ということでいろいろネットで画像探したり、Pinterrest探したりして、いけそうなヒントが見つかったので、それをもとに今回は独自に自作しようかと思いました

機能性も見た目も(たぶん)問題のないDIYヘッドレストの作り方

ジョイント金具とランバーサポートクッションを使ってつくります。
といってもイメージがわからないと思うので図を作ってみました。
仕上がりイメージはこのようなものです。

ホームセンターやモノタロウ、Amazon駆使すれば部品代10000円以下で作れます。

部品リスト(クリックでAmazon購入ページへ飛べます)

ジョイント金具 280mm✕2 (381円/1 Amazon販売価格以下同 )
ジョイント金具 200mm✕2(390円 /1)
寸切ボルトA M8 100mm✕4(973円 )
寸切ボルトB M8 30mm✕2(840円 )
M8 六角ナット (ステンレス)✕14(876円 )
M8 六角ワッシャー (ステンレス)✕14(798円 )
ランバーサポートクッション✕1(2399円 )
合計:8190円(※2020.03.09でのAmazon販売価格)

ジョイント金具、ナットなどはステンレスがおすすめです。
表面加工が黒色酸化皮膜という黒いものでそろえることができると、よりかっこよくまとまりますが、ない場合は通常のステンレスを選びましょう。
ユニクロ(洋服のことじゃないですよ)は少しぎらつくので、椅子に設置したときに少し違和感を感じるかもしれません。
耐久性が高くおちついた表面のステンレスがおすすめです。

部品はどれも通常のホームセンターで購入できるものですが、アマゾンであれば、すべてまとめて揃えることができるので、ホームセンターに行ってみて店頭で部品がみつからなかった時がっかりにならないためには、最初から利用するのもいいでしょう。

それでは組み立てていきます!

1.ジョイント金具の組み立て

椅子に取り付ける前に、先にジョイント金具の組み立ててステイをつくっておきます。前述した図のような三角型になるように、組み立てます。後で調整しやすいように、ガチガチに固く締め付けすぎないように注意します。

写真ではあっさりと出来上がってますが、ボルトが長いので案外手間がかかります。でも落ち着いてひとつづつ締めていけば大丈夫です。

2.ロゴマーク部分の部品を外す

バロンチェアのロゴ部分のパーツを後ろから押し込むとかんたんに外れます。少し硬い場合はドライバーのグリップなど硬いものを添えてぐいっと押せばうまくいくと思います。

3.ステイの取り付け

穴は3つありますが、左右の2つの穴にM8口径のナットでステイを
ボルトで締めて取り付けます。

ここは3cmのボルトをつけますが、スプリングワッシャー使うとかなりギリギリですが、余分なボルトが出てこないのでこちらでいけると思います。

仮組みして、クッションの大きさや高さなどを見て調整します。ここまでつけると、案外重くなって支点への負担が大きいので取り付けるのが少し苦労するかもしれません。

4.クッションの取り付け

今回チョイスしたものは、純正よりもかなり大きめのものになりますが、僕はこのサイズ感が余裕あってリッチでいいなと思っています。
あまり小さいものですと、頭に当たる位置がピンポイントになってしまうのでやや使いづらいかもです。
(よくよくみると純正のものも他のオフィスチェアに比べてもかなり大きめですね。)クッションについているベルトをこのステイにうまくまきつけて固定します。

さていかがでしょうか。
なかなかうまくできたと思います。それに案外マッチングもいい感じだと思いませんか?

使い心地でかなり満足度高め

使い心地も強度も問題なし
さっそく試してみましたが、なかなかの使い心地でかなり満足度高めです!純正をきちんと使ったことがないのですが、これはこれなりに快適性もそこそこあります。強度もほぼ問題なさそうです。

ただし、椅子と装着してる部分が狭くてボルトのみで止まってるので、あんまり強く頭を押し付けると、そのうち弱ってくるかもしれません。
またクッションの大きさに合わせてステイが長めなので長い間使ってると曲がることもあると思います。まあ、そこは自作ゆえいたしかたなしかも。

そもそもヘッドレストは日常的にいつも頭を当てて使うものではなく、リクライニングしたときに効果を発揮します。
27インチの4Kディスプレイで、バロンチェアを後ろに大きく倒して、このヘッドレストに頭を委ねると、リラックス感かなりありますよ!
アマプラやネトフリの映画鑑賞にもまさにもってこいです。

大きくて程よく固く柔らかい低反発フォームはヘッドレストにぴったりです。サイズもこのように大きめですので、頭を左右に動かしてもずれ落ちることはありません。ランバーサポートがヘッドレストになるなんて我ながら発見です。

これは正解だったー!

試作はステイがひとつでやや安定感にかけた

作ってみないとわからなかったことですが、最初の設計では支えるジョイント金具が1本でした。作ってみると実際には大きなクッションを使うので、支点以外のエリアでどうしても隙間が生じて、頭をあてたときに動いてしまって安定感にかけたので、ジョイント金具を後でもう1本加えてみました。頭で考えるのと実際は違うというまさにDIYならではの発見があって面白かったです。

メリット

・純正品の約1/6の価格でつくれる
・大型のクッションでゆったりと頭をあずけられる

デメリット

・見た目
・オンライン会議で大きく写りすぎ

見た目については主観なので、気にする人はそもそも純正を買うしかないかないですね。
とはいえ、この最大の弱点をなんとか克服しようと考えたのが今回の自作品で、安くつけられればいいというのはなるだけ避けたつもりです。

デメリットで気が付かなかったのはオンライン会議で大きく目立つ、、というところです。ここは諦めるしかないかな。

suesi
suesi

大きすぎて少し恥ずかしいかも。。

そういうデメリット解消のためにも、もう少し小さめのカー用品用のヘッドレストやネックピローなど、他にもさがせばいろいろありそうなので、この辺はまだ開拓余地大いにありです。

よさそうなものをピックアップしていくつかあげておきます。

Catland ネックピロー 車用 ネックパッド 低反発 柔らかい ウレタン 高級 PU レザー
¥1,799

【Amazon限定ブランド】 ZATOOTO ネックパッド 車 クッション 低反発 ヘッドレスト 
¥2,350

Wishcushランバーサポート 腰枕 オフィス 椅子 車用 腰サポートクッション
¥2,500

今回のポイントはどちらかというとクッションではなく、ステイが本体ということかもしれませんね。
ということでいかがでしたでしょうか。

新品の純正ヘッドレストのおよそ1/6のコストで機能的には遜色ない、かつ見た目もギリギリ問題ないくらいのヘッドレストがつくれました。バロンチェア、またはそれに近い高級オフィスチェアお持ちの方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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