USB3.0のジャミング問題
3年ほど前の話です。Macbook Proを外部ディスプレイにつなぐために適当に買ったUSBハブをつけたのですが、USB3.0系(USB-Cも同じ)は、実はWIFIとBluetoothへの悪影響があり、接続ができなくなるというまじかっていう問題を持っています。この問題は今は多くの人が知ることになっていると思いますが、そのときはあまり情報も多くなく、原因にたどりつくまでにけっこう時間がかかり悩ましかった思い出があります。
(その時ネットで検索したときにこの記事にたどり着きました。この記事はこの状況に非常に役に立ち、永久保存したいくらい有益でした。)
要はUSB3.0/3.1機器は2.4GHz帯にパンパン電波を出し、WiFi、Bluetoothの動作不良を起こすというものだ。
http://eeepc.dnki.co.jp/?eid=1106893
5GHzのWIFIルーターに交換
結局ディスプレイに繋ぐのを優先するために、WIFIルーターをそのタイミングで買い直して、5GHzで運用することで、WIFIを安定化させることに成功しました。
しかし、その後このハブは安物だったためか、非常に熱を持って不安定になりすぐに使えなくなり、仕方なく今度はAukeyの4ポートハブを買いました。これで周辺機器が安定することに成功しましたが、今度はまた違う問題が表出しました。
USB機器の増加問題
その問題とはUSB機器の増加です。
ハードディスク以外にも、スマホの充電やワイヤレスイヤフォンの充電、お絵かきタブレットの接続、夏になるとMacを冷やすために冷却ファン付きのパソコンスタンドを購入し、あっという間にポートはいっぱいになりました。
このAukeyのハブは優秀でしたが、4ポートしかないので、結局そのポートのひとつに昔使っていたUSB-Aの4ポートハブを数珠つなぎにしてしばらく使っていました。
7ポートのセルフパワーのハブ
でも美しくないし、とりあえず感が強すぎるし、今後もUSB接続は増えていくだろうからということで、このいたちごっこを終了させるべく、7ポート、セルフパワーのUSBハブを購入しました。バスパワーのものは今までの経緯からおそらくまた何か問題が起こりそうな予感がして、最初からセルフパワーのものにしておきました。
ポート数は、10ポートのものと迷ったんですが、10ポートだと余裕があるがゆえ、だらしなくつなぎすぎる気がして、仮にある程度増えたときも席取り合戦がごとく7ポート以内におさめるほうがよかろうと思い、7ポートのものを購入しました。
ちなみにそのときにつなげていたUSB機器は、こちらです。
この他にももうひとつ別のイヤフォンがひとつと、WEB閲覧用のエレコムトラックボールマウスもつけたかったのですが、諦めています。
そしてこの満席状態を避けるには、マウスをBluetoothのものにして、ポート数を稼ぐくらしかなくて、最初はそのようにしていました。
マウス接続不安定問題
すると今度はBluetooth時々接続が不安定になってカーソルがとんだり、反応しなくなるので、マウスは一般的な無線レシーバータイプのものを使うようになりました。これで周辺機器戦争も最終だろうと。
しかし無線マウスも盤石ではありませんでした。
無線マウスの帯域は2.4GHzのようですが、この小さなレシーバーが感覚が狭い満席状態の7ポートのUSBハブポートの中に収まると、他の機器からの影響がけっこう出るようで、新品で買ったマウスでもつながらなかったり、カーソル飛んだりしてまるで使えない。これは最初に書いた、
要はUSB3.0/3.1機器は2.4GHz帯にパンパン電波を出し、WiFi、Bluetoothの動作不良を起こすというものだ。
という話なのかもしれません。原因はわかりませんが。
マウスを犯人にして何度も買い直すはめに
しかし、そこに気づくまでに、原因をマウス自体の不具合と思い、なんと短期間にマウスを3つも買い直してしまいました。。。
おまけに読み込み面が悪いのかとも思い、デスクパッド、マウスパッドも購入し直しました。
結局満席状態での使用がマウスのレシーバーに影響があることにたどり着き、1つのハブで済ませる計画ができなくなり、解決するためにもうひとつUSB-ハブを購入しました。←イマココです!
もう、何のことやらまったくわからないですよね。
書いていながら自分でもまったくわからなくなってきました。
いったい俺は何をやっているのかと。。。
大事なことはここまで購入や買い替えを繰り返しても、仕事環境については恩恵がとくにあるわけでもなく、ただ単に周辺機器がつながっただけなのです!
たかだか単に機器としてつながるだけのために、なんでこんなに振り回されなくてはいけないのか。これはもう機器同士が会話ができない状態になっているのに近く、つまりバベルの塔の共通の言葉を奪われて世界に散り散りに離れていかざるをえなかった人間の哀しみと同じなのではないかと思うようになりました、、(大げさ)
今現在の気づきをシェアしたいと思います。
そしてまとめです。
USBハブのつなぎ方のコツ
・USB機器のハブへの接続は集中的にまとめすぎないほうがいい
・ハブ同士の数珠つなぎは避けたい
結論としては以上なのですが、今度はMacbook Proの4つのポートが満席になっています。
1. 7ポートセルフパワーUSBハブ
2.AC電源供給
3.外部ディスプレイへの接続
4.バスパワーのUSBハブ←イマココ
この戦いはいつ終わる?
新しいM1 Macも購入したいのですが、AirでもMacbook Proでもポートはどちらも2つしかないです。
古いMacbook Proですでに4つが満席になっているのに、M1にするといきなり最初から足りないという状況になっています。
ここに長々と書いたように、面倒なことばかり経験してきたので、足りなきゃハブ繋げりゃいいじゃんなんて安易な発想はとてもできません。しかも新しいMacはThunderbolt4とかいっていましたよね!
また古いハブだと何かうまく繋がらない予感がプンプンしています。不安を感じないかといえば嘘になります。本当にすっきりとつながるのかい?
誰もこういう地味な話はしません。
M1はシネベンチスコアがすごいとか、バッテリーが長持ちするとか、4K動画編集でも余裕とかそんな僕にとっては重要ではない話ばかりです。普通にアプリが使えて安定して早く作業できればそれで十分です。周辺機器がうまくつながらないと仕事ができないので、シネベンチがすごいとかまるで関係ないです。
これまで述べたような新たな戦いがまた始まる予感しかありません。
新たないたちごっこがはじまったらぐったりですよね。。。
ちゃんとつながって普通に安定して快適に動いてほしい。ただそれだけが望みです。
いつもよりもダラダラ書いてしまいましたが、何か誰かの役に立てばうれしいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
追記記事です。
そして、再びたいへんな事件起こりました。。。。
詳しくはこちらで、、、