以前にUSBハブ周りがあれこれ混乱しているという記事をこちらに書きました。
多くの人に読まれているようで嬉しいのですが、この記事の最後に触れているセルフパワーのUSBハブが半年もたたないうちに壊れました。しかも発熱で融解、、、
という恐ろしいことが発生したので、今回自分で気づいたことを多くの人に共有したく、記事を書きますね!
怖い!
久しぶりにシリアスめの体験談です
中国製品のアダプター周辺の危険な脆弱性
今回事故起こしたのは、USBハブ RSHTECH 7ポートUSB 3.0 Hubですが、しばらく快適に使えていたのもつかの間、わずか5ヶ月でACアダプター内部が発熱してボディが融解、完全に有害ぽい臭気を発生しました。この手のことは実は今回がはじめてではなく、他商品でもおこっています。
最初はソーラーパネルに繋いでいたUSBハブが発熱して発煙しました。これは僕のミスで、電圧があっていないものを無理やりつなげたためです。2回目は同じ機器を買い直して電圧が使用範囲内におさまるものを繋いでいました。こちらも1年以内に発熱・融解しました。そのときに発生した有害なプラスチック臭気はしばらく体の中に残り、とても気分悪いのが数日間続きました。なにかしらコンデンサ内の発熱破損時に有害なガスがでてたんだろうと思います。
そのあとは冬用のデスク下に置く電気ヒーター。これは発熱故障はなかったのですが、購入後使用してすぐになにか異臭を感じたので、以前の経験からすぐに危険性を感じて手放しました。
以下のような商品がとくに危ないなと思っています。
電気で熱を持つ部分:
AC アダプター、リチウムバッテリー 他
電気で熱が出る電化製品:
電気カーペット、電気毛布、電気ストーブ、モバイルバッテリー 他
ということで、何回も経験をしてしまった自分はこのあたりはもう僕自身は信じられないところですね。
PSE認証マークがあるのにおこってしまう闇
今回だめになったものはよく見るとちゃんとPSEマークがついています。しかし通常の使い方でこのようなことが起こったわけなので、正しいものかどうかはなはだ怪しいです。
PSE認証マークは安全性をある程度担保するためのものなのに、こうなるといろいろ闇が深いです。こういう記事がありました。
StoneWasher’s Journal
ガチで火災起こした事件など、今回の危険性に似たことはネット探すと数多く見つかります。たとえばこういうのとか。
2017/09/29 サーチナ
<火災発生! 他人事で済まされない恐怖の体験談>過充電が原因か? 中華ハンディ機が突然発火、炎は天井まで…一歩間違えれば大惨事に
ハムライフドットジェーピー
外から見ても当然内部のことは購入者にはわからないし、粗悪品をつかむのも避けられないとはいえ、消費者としては考えられうる対策を頭に入れて購入することをしないといけませんね。
完全に防ぐことは出来ないまでも最低限の予防線をはりましょう。
複数経験したからマジでいえます。おどすわけじゃないけど最悪命に関わります。
考えられうる対策
保証のある商品を選ぶ
安全性や製品保証について明確に示している商品を購入する。
たとえば製品保証について以下のようにしっかりとした表記があるものはある程度安心できます。
【安全保護機能・充実のサポート体制】過電流保護、過熱防止、ショート防止などのマルチ保護システムを搭載しているため、長期間安心してお使いいただけます。本製品をお買い上げの場合、ご購入日より18ヶ月+12ヶ月(製品登録後)の保証をご提供いたします。
国産ブランドにする
なにかあったときにコンタクトの取りやすい国産メーカーにする。
中国製造であってもやはり国産メーカーの商品はなにかあったときにコンタクトがとりやすいメリットがあると思います。
またこちらはPSE規格取得国内メーカーで耐トラッキングスリーブ付きACケーブルです。
安全表記についてしっかりしたものを選ぶ
安全表記について具体的な表記があるもの、安全性の裏付けにつながるような認証を公表している商品を選ぶと安心です。
Ankerの多重保護システムにより、安心してお使いいただけます(100-240V AC入力対応のため世界中でご利用いただけます)最大24ヶ月保証 (※正規販売店からの注文に限り18ヶ月保証の対象となり、Anker会員には+6ヶ月の延長保証
そして使っている機器を減らして負担を軽減する
まず、最近はUSB接続機器がものすごく多いですよね。
とくにガジェット好きでなくても充電といえばUSBだったりして、あれこれつないでいるとあっという間に6〜7個ほどになってしまいます。常に充電したり、接続のためにポートふさいでいたりして、今後も増えることはあってもあんまり減りそうにもありません。
USBハブが故障するまでに使っていたもの(今は少しはずしました)はこのようなものです。
合計8つですね。
多いでしょうか、、でも内容見るとおおむね多くの方も似たようなものになるのではないでしょうか。
このうち、仕事のPCと直結しなければならない外付けの480SSDとLogicoolマウスレシーバーとオンライン用WEBカメラを除いてできる限り別系統での充電をしてもう少し整理しようと思います。ふたつのワイヤレスイヤフォンは一旦はずして別のコンセントから直接充電することにします。iPadとスタイラスペンはMacと直結する必要はないのですが、とりあえず繋いでおきます。Pixel3A充電用は接続しておくだけで充電がなくなってきたときにつなぐようにします。
ということで接続機器は結果6つになりました。
安全に利用するために
今回の件で新商品を購入する気分が萎えているので、つなげている機器を減らしてとにかくとりあえずはハブに負担をかけないようにしようと思います。
今回あげた安全性に対する予防策は僕の経験から考えた例であって、もちろん商品の安全性を完全に担保するものではありません。
商品のチョイスは自己責任でお願いします。
それにしても、安全な商品を意識してチョイスすることは大事だと思うし、多くの皆さんにも関わることだと思いますので、電気商品の安全性についてはよく注意することが懸命です。
皆さんもお気をつけて。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。