深夜0時過ぎてからのフライト「深夜便」の恐怖

旅行
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いやー家族3人ほんとうに楽しい旅行でした。いい思い出いっぱい。ある事件を除けば。まだ語ることに少し悪寒のするような、そんなやらかし体験を書いてみます。恐怖。

つか、タイトルにすべてがつまっています。
僕らが使ったのは羽田発カタール航空のいわゆる深夜便。夜の12時を過ぎた出発時間の便なのです。正確には00:01がdeparture。時間が遅いのでちゃんと準備していれば逆に空港着までに余裕のある便なのです。
今回の計画も息子が学校を終わってからその日のうちに出発するので、19〜21時あたりだと逆に電車の時間や乗り換えなどでかなり急がないといけないので、好都合でした(というかカタールとエミレーツ以外は、すべて午前中の便だったのでそもそも選択肢もなかったわけですが)。
早めに空港着の予定で20時(かなり余裕たっぷり)あたりに着く感じで考えていました。

出発日前日の朝から、インストールしていたいくつかのアプリからの通知が来ました。ほとんどが外国のアプリなので通知内容も英語です。いよいよ明日か、、なんて通知内容もろくに見ずにワクワクしていましたが、複数のアプリが通知するので、なんとな〜く見てみました。

ん????

あと6時間で出発みたいなこと書いてあるような、、、、

6時間?明日でしょ、、、??? 

ここでピーンと来ました!(恐怖!)

今日の夜のことなの??そうなの?あわててカタール航空に電話しました。時計は夕方の16時、、完全に取り乱しました。00:01は明日には違いないけど、今晩の深夜の話ということか!こんな当たり前のことを出発の当日に気がついたんです!なかなかつながらない電話を待ち続けて、やっとつながったとき、その当たり前の事実が確認できました。

オワタ、、、、、

このときの絶望といったらありません。まだスーツケースの用意は完全ではなく、息子もまだ学校にいます。。僕が完全に勘違いしたスケジュールを組んでずっと気が付かずにいたのです。電話先でとにかく明日の同じ便に変更してもらうように頼んだのですが、なんと日本支社では16時までしか受け付けられないということでした。それ以降は直接カタールの本社に英語で電話して交渉してみてください、とのこと、え?それを取り次ぐことはできないんですか?と頼んだものの規定なのかシステムなのかわかりませんが、できないらしいのです。あまりにも無慈悲、、、、

妻と家にいたので、この絶望を打ち明けたら「諦めるな!」と力強いお言葉。それに比べて僕はもうだめだ、だめだの絶望にうちひしがれている。。。エヴァのシンジそのものすぎる。。。英語で交渉なんて無理すぎる、、、しかもパニくってるのでさらにまともに話せないよ、、、いいたいことをGoogle翻訳して電話しようと思いましたが、無理無理、、、とほざいていたら、「私が電話する!」と妻がいいました。英語が話せるわけでも度胸があるようでもないのですが、だめな僕に変わって電話するというのです。妻にかけよう、、、、(なんてだめな僕。)

電話先の相手もどうやら英語がうまくないらしく(そんなことあるのかな、、、妻の英語が伝わらなかっただけなんじゃないのかな、、と思いましたがそんなことは口にはだせません、、)、結局うまく交渉できないままに電話を切ることになりました。妻が言うには確認して折返し電話するということをいったらしいのですが、怪しいです。待っても待っても電話がかかってこないし、英語のできる誰かに代わりに電話してもらおう!ということになりました。でもいったい誰に?

学校のUさん(英語の先生)ならまだ職員室にいると思うから頼もうよ!(自分の家は息子の通う学校の目と鼻の先!)ということになり、電話番号のメモとE-Ticketを握りしめ、夫婦で学校に走り込みました!

「U先生!かくかくしかじか、、お願いします!」職員室の前でパニくった保護者夫婦、、、もう、恥ずかしいとかいってられない、頼みはU先生だけ!U先生は流暢な英語で交渉してくれました。海外にもよく行くので航空会社とのやりとりもなんだか慣れているようでした。

OK!Thanks a lot!
見事に交渉してまとめてくださり(特に闘ったわけではなさそうでしたがw)翌日の便に振り返ることができました。しかも購入時と航空運賃に差額があるのでその差分をいただく、、のではなく返してくれるというのです。変更手数料もかからないということにも驚きました。

神!

このときほど神という言葉を使うのにふさわしいタイミングはありませんでした。なんとお礼をしていいものか、、U先生本当にありがとうございます!そしてカタール本社の人もありがとうございます!日本支社の人はもう少しがんばってほしかったけど、結果オーライです!

はーーーと安堵のため息、、本当によかった。交渉した約束通り、ほどなく明日に振替られたE-Ticketがメール届いたとき、天に感謝を捧げました。U先生、そして神様ありがとうございましたと。キリスト教徒でもないのに胸で十字を切りました(くらいの気分でしたw)。

翌日緊張しながらも無事旅行に出発することができましたが、帰国してからネットで検索してみたら他にも同じ目にあってる方も見受けられました。航空会社でも深夜便の注意を促してるページもありました。
JAL国際線 – 午前0時以降に出発する深夜便について
ANA 午前0時以降に出発する深夜便について

ま、僕みたいに間違う人は多くないかもしれませんが、深夜0時以降の便に乗るときは、みなさんもくれぐれもお気をつけください!

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