サリダチェアの選び方〜イトーキの最強コスパのテレワーク椅子

モノ
記事内に広告が含まれています。

最強コスパのテレワーク椅子として超人気のイトーキのサリダチェア
コロナ禍が少しおさまっていったとしても、自宅でのテレワークは相変わらず続いています。テレワーク用の椅子も各社出揃っていて、価格と日本製という安心から、イトーキのサリダチェアが人気です。
サリダチェアは、機能性、デザイン性、価格と非常にバランスのとれたそつない椅子なのですが、いくつかの種類があり、見た目も値段も割合近いので、いざ購入しようとした時にぱっと違いがわからず、買い悩んでしまうということが多いようです。

今回はそんな悩みに応えられるように、実機を試座して、違いやおすすめポイントなどを明確にしていきたいと思います。最後まで読んでいただければ幸いです。

うるふ
うるふ

サリダチェア人気だよね

suesi
suesi

コスパ求めて探すと必ずここにたどり着くね

サリダチェアについて

サリダチェアはオフィス家具で有名な日本メーカー、イトーキのオンライン販売戦略ブランドです。店舗で購入することはできず、公式サイトやAmazonなどで購入ができます。
サリダチェアといってもラインナップは幅広く、YL2からYL9まで、8種類以上のバリエーションがあります。公式オンラインストアのラインナップを見るとサリダチェアには「ITOKI HOME」というマークがつけられていて、まさにテレワーク需要に答える商品群だということがわかります。
日本独自設計ですが製造は台湾でおこなっており、価格面でも非常に競争力があります。

数あるラインナップの中でも、自宅でのテレワーク用で大人気の機種はこちらです。

サリダチェア YL7 エクストラハイバック 

W670mm × D690mm(690~875mm)×H1170mm(l170~1265mm)、SH440mm(440~535mm)

■座部インナー:合板、座部アウター:ガラス繊維強化ナイロン
■背部インナー:無し、背部アウター:ガラス繊維強化ナイロン
■脚部ガラス繊維強化ナイロン、座背部連結部:金属(鋼)
■キャスター:ナイロン双輪キャスター

Amazon販売価格:37900円

サリダチェア YL8 エクストラハイバック

W67×D70.5×H113.5~122.5cm(SH:42.5~51.5cm)

■座:布地張り
■背:メッシュ張り
■背・座フレーム:ポリプロピレン
■脚:ガラス繊維強化ナイロン
■キャスター:ナイロン双輪キャスター
■肘:ポリウレタン、ポリプロピレン

Amazon販売価格:37900円

サリダチェア YL9 エクストラハイバック

W67×D70.5×H113.5~122.5cm(SH:42.5~51.5cm)

■背:エラストマー
■背支柱・座裏カバー:ポリプロピレン
■脚:アルミダイキャスト
■キャスター:ナイロン双輪キャスター

Amazon販売価格:39900円

サリダチェア YL9G ゲーミングチェア エクストラハイバック

W670mm×D705mm×H1130mm(SH:435~525mm)

■背/エラストマー樹脂、座/布地張り(ポリエステル100%)
■脚/ガラス繊維強化ナイロン
■ナイロンキャスター

Amazon販売価格:39900円

※その他、YL-6も良い椅子だと思いますが、オプションでも肘掛けがないので今回は外しました。

うるふ
うるふ

どれも似てるなー

suesi
suesi

だろ?わからんのよ、スペック眺めても

サリダチェアの選び方

ご紹介した椅子は、スペックは似てるし違いがよくわからないし、レビューも少ないので、
購入するときに悩んでしまう人が多いようです。
今回は違いがわかりずらいテレワーク向けサリダチェアの選び方をお伝えします。

まずはそれぞれスペックの確認をします。

YL-7YL-8YL-9YL-9G
体重感応シンクロロッキング
座面高さ調節
肘掛け高さ調節○9段階○9段階
肘掛け角度調節
肘掛け前後調節
肘掛け左右調節
肘掛け角度調節
ヘッドレスト高さ調節7段階7段階7段階
ヘッドレスト上下首振り調節
座面奥行き調節5段階5段階5段階
ランバーサポート
ランバーサポート高さ調節
背もたれメッシュメッシュエストラマーエストラマー
座面クッションクッションクッションクッション約4cm厚
重さ16.2kg22.1kg21.5kg22.5kg
税込み価格(公式サイト)37900円37900円39900円42900円

それぞれ差がいくつかありますが、表を眺めていてもよく見えてきません。。。
これらを踏まえたうえで、イトーキさんのショールームに行って
実際にすべて実機を試してきました。

suesi
suesi

実機座るしかないなと思いました、、

実際に試座してわかったこと

左からYL-9Gブラック、YL-9ホワイト、YL-8ブラック、YL-7ホワイト。一番左は謎。

京橋にあるイトーキさんのショールームに伺いました。コロナ対応で完全予約制です。
撮影はきちんと許可をとって行っています。今回の目的はサリダチェアですが、他にもたくさんのオフィスチェアやオフィス家具が展示されていて楽しかったです。

座面の違い
座面のクッションにそれぞれかなり違いを感じました
写真は左から、YL-9、YL-8、YL-7になります。座面クッションについてはYL-9YL-8は同じ厚さです。こうやって3つならべると、一番右のYL-7の座面のふっくらさが伝わるでしょうか。
またYL-9とYL-9Gはデザインが同じですが、クッション厚さがYL-9GYL-9の約1.5倍となっていて、座ってみるとあきらかな差を感じました。YL-9Gのほうが柔らかくて快適です。

YL-9のクッションは意外に薄いです。背のエストラマーと相まって全体的な座り心地はかなりタイトで硬めな感じです。

YL-9Gの座面はYL-9よりも1.5倍ほど厚め。これがかなり座り心地がよかったです。ただ柔らかいというわけでもなく、しっかりと腰を預けられるような安心感がありました。

suesi
suesi

座面、、この差がすごく大きく感じました

肘掛けの違い
YL-9Gはゲーミングチェアを名乗るだけあって、肘掛けの機能性は抜群です。ゲームをしなくてもこの機能性の高さは日々のデスクワークすべてに有効だと思います。

見た目は硬そうに見えますが、表面はさらさらとなめらかで、肘を置いたときかなり快適です。

左右前後も広さは十分でボタン操作も相まって使い心地はかなりよい印象でした。

suesi
suesi

YL-9Gはゲーミングというだけあってさすがに肘掛けは高機能。

エラストマーは硬い
YL-9YL-9Gはデザイン製が高くスタイリッシュなエストラマー性ですが、これがかなり硬い印象でした。特にヘッドレストのクッション性はほぼなく、木製のような感じで、これでは頭がやすまらないのではと思いました。

ヘッドレストのエストラマーは自分には硬すぎますね。常に頭を載せているわけではないと思いますが、使い心地がどうしても気になりました。

背についてはまだましですが、夏に薄着になると跡が付きそうです。アマゾンのレビューには色移りがするととれないというものもあり、そこもやや心配になります。

suesi
suesi

僕には無理、、硬すぎる。頭預けるとカツンみたいな印象、、、

素材以外の仕様は同じ
YL-9YL-8の座面の大きさは同じでした。座面面積だけで言えばYL-9Gも同じです。となると色、価格以外に違うのは、背とヘッドレストのエストラマーかメッシュかの違いのみです。YL-7は、YL-9YL-8よりも大きさも厚さも違ってリッチです。

YL-9G
YL-8

取りそこねた写真もありましたが、体感してわかったことを表にまとめるとこんな感じです。

YL-7YL-8YL-9YL-9G
座面大きさ大きい普通普通普通
座面クッショニングふっくら柔らかいやや硬いやや硬い柔らかい
肘掛け高機能高さのみ稼働高さのみ稼働広い、高機能
ヘッドレスト柔らかい柔らかい硬い、痛い硬い、痛い
柔らかい、広い柔らかい硬い硬い
ブラック
グレー
スノーグレー
グレー
ブラック
ネイビー
ダックブルー
ホワイト
ブラック
ネイビー
ホワイト
ブラック

個人的な結論は意外にもYL-7

個人的な結論はYL-7でした。
イトーキのショールーム行くまで、実はYL-7は眼中になく、YL-8YL-9のどちらを選ぶかという目的で行きました。でも実際に試座してわかったのは、YL-7の座面のクッショニングの快適さと大きさ、また肘掛けの機能性の高さが、明らかにYL-8YL-9よりもよく感じられました。

またYL-9は座った瞬間、またヘッドレストに頭を掲げた瞬間に「これはないかもー」て感じました。自分には硬すぎたのです。
もちろん、人によっては硬いのが好きな人もいるとは思いますが、そこを差し引いてもやはり硬い、、て感じました。見た目はたしかにスタイリッシュなんですけどね。

エストラマーは耐久性が高いということで選ぶ人が多いと思いますが、国産大手のイトーキ製品ですから、通常使用ではよっぽどのことがない限りメッシュが簡単にへたれることは少ないかなとも思います。またエストラマーの隙間のホコリの除去はめんどそうです。

端的に言うと、エストラマーは見た目以上に固くて、座り心地的にはあまりよくなかったなという印象です。個人的な印象です。

YL-7は見た目が超地味なのが悩ましい、、
suesi
suesi

YL-7の弱点は見た目。色バリもないし、とにかく地味。

スタイリッシュなYL-9買うんならYL9Gを選んだほうがよいと思う理由

とはいえ、、
それでもやはりスタイリッシュなYL-9がいいと思うのであれば、赤いアクセントさえ許容できるのであれば、YL-9Gをおすすめします。座面のクッションがしっかりと厚いのですが、座り心地は断然YL-9Gのほうが快適です。長い時間使うことを考えればぜひこちらをおすすめします。また肘掛けも前後左右に細かく調節ができて、かつ大きくゆったりと肘を預けることができるので、快適性は高いです。

suesi
suesi

たしかにYL-9、9Gはかっこいい、それは間違いない


以上から個人的なおすすめ順はこうなりました!

まとめ

1位 YL-7
・背とヘッドレストとクッションの快適性が一番良い
・肘掛けは高機能
・安い
2位 YL-8
・背とヘッドレストとクッションのバランスが良い
・色が多い
・安い
3位 YL-9G
・クッションの快適性がよい
・肘掛けはかなり高機能
・かっこいい
4位 YL-9
・かっこいい

リセールについて
見落としがちですが、サリダチェアは人気の国産メーカーということでリセールバリューもそこそこあります。メルカリやヤフオクでも思いの外高く売れる場合が多いようです。
ちなみに価格につられてAmazonで販売中の謎の中華メーカーの多くは、リセールバリューがほとんどなく、合わなかったり、不要になったりした場合、捨てるにしても譲るにしても面倒なことを考えると、自分は怖くて選択できません。

保証について
公式サイトによると以下内容の保証があるようです。
対象内容によって最大3年の保証がついています。
外観表面仕上:1年
塗装、張地の変色、褪色、摩耗
機能:2年
椅子の上下、回転、ロッキング機構、キャスター
構造部材:3年
座部、背もたれ部、肘掛け部、脚部の構造部材

さて、いかがでしたでしょうか。

僕の結論は地味だけどYL-7。どうしても見た目気にするならYL-9G。
以上の2択だと感じました。

あくまで個人的な感想の範疇ですが、実際に座って試してみると案外違いがあるものだなと思いました。Amazonの商品ページ見てるだけではどうしても見えてこないところが、少しでも伝われば幸いです!

以上サリダチェアの選び方でした。
悩まれてる方の購入の参考になればとても嬉しいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました