トラッキング現象の対策。コンセント周りの安全対策してみた

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先日、古い電源コードが長年の経年劣化でねじれたところが自然破損して、そこに電気が流れてショートして、ビニールの被膜が一部燃えてしまいました。
ビニール特有の臭い匂いがしたので、発覚のタイミングですぐに分かりましが、これ外出中だったら下手すると火事になる場合もあり、けっこう怖い思いをしました。

うちは古い昭和の家をリノベしながら住んでいますが、細かいところあちこちガタあるので楽しく直したりしています。
ビニール被膜が焼けたのは、コード自体が劣化して起こったことなので、コンセント周りの問題があったわけではありませんが、こういうタイミングだから、コンセントまわりの安全対策したほうがいいなと思いました。

トラッキング現象

トラッキング現象とは、コンセントとプラグの隙間にホコリが溜まり、そのホコリが空気中の湿気を吸収することで、漏電し発火する現象のことを言います。 発火の程度や状況によってコンセントの周りが焦げ付く状態になったり、規模が大きいと火災を引き起こす危険性があります。 冷蔵庫やテレビ、洗濯機など電源プラグをコンセントに差し込んだまま長年使い続けている家電製品では、ホコリが溜まりやすくなりトラッキング現象を引き起こす危険性があります。

こちら見ればわかりやすいですが、けっこう恐怖です!

うちの家が古い家だからということは関係ありませんが、ホコリにまみれてさしこんだままのコンセントももちろんいくつかあるので、それらを清掃して、安全対策をすることにしました。

安全プラグカバーなどの対策をしてみる

定期的にコンセント周りの確認をするという習慣を身につける他に、日頃でもトラッキング現象がおこらないようにするために、対策グッズを揃えました。

今回用意した安全対策グッズ

ほこりが入らないようにシャッターがついた電源タップ、コンセント周辺にほこりがはいらないようにする安全プラグカバー、使っていないコンセントの蓋をしておくキャップです。

こちらは安全プラグカバー。柔らかいゴムでできていて、コンセントにさしこむプラグにかぶせてほこりの侵入を防ぎます。差し込むとこのような感じになります。

柔らかいゴム製なので、コンセントにかぶせてフィットさせることができます

また、コンセント端子自体に絶縁処理がされているものもあります。それだけでも効果はありますが、より安全に考えるのならばキャップをつけてもいいと思います。

端子の根本に絶縁処理がされているものもトラッキング現象の対策になります

こちらはコンセントのキャップです。使っていない部分を覆ってほこりを防ぎます。また小さなお子さんがいる家庭では、いたずら防止&安全対策にもなります。

プラスチック製のキャップ

設置してみる

まずは、コンセント周りを掃除機できれいに清掃します。
その後ブラシなどで、差し込むコンセントの端子自体もきちんとホコリを落とします。

古い昭和の家なので、コンセントも年季はいってる

今回のグッズを装着したコンセントを差し込んだ状態がこちらです。

写真を見ると一目瞭然ですが、プラグカバーされてコンセント端子にほこりが付くのを防ぐことができます。
このような方法で、他のコンセントにもそれぞれ装着させていきました。

ということで、紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
みなさんもコンセント周りの安全対策、案外忘れがちではないでしょうか。これを機会に見直してみるのもいいかもしれません。

今回使用した安全対策グッズ

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