前からずっとやりたかったワークデスクのメンテナンス。長く使ってるとどうしても傷んできます。毎日一番触ってるものなので、マウス周辺や手元などが剥がれて黒ずんでいたので、一回全部天板の塗装を剥がして、リペイントしたいと思っていました。
天気がいい週末を見計らって、一気に仕上げてみました。
用意するもの
- オービタルサンダー
- サンドペーパー(60〜240+400)
- 水性ウレタンニス
- ハケ
- 皿
- 乾拭き雑巾
まずは道具を用意です。今回作業する僕のワーキングデスクは1400✕800mmの無印良品のダイニングテーブルです。割合サイズが大きいので130mlだと少し心配なので念のためニスは300mlのものを用意しておきました。
もとの塗装を剥がす
下地をきれいに整えるために、一度全部表面の古い塗装を剥がします。ペーパーの番手は60。ガリガリとかつ丁寧に全体をサンディングします。
60番手で荒く落としたあとは、100番、240番と番手を細かくしていきながら、丁寧に下地づくりしていきます。
最初が肝心ということで、きっちりやりましたが、ここまで2時間ほどかかりました。
お風呂で汗を流したように机も気持ちよさそう。
塗装していきます
今回の塗装は水性ウレタンニスです。自分の場合、通常木工製品はワトコなどのオイル仕上げにすることが多いのですが、毎日使うデスクだと摩擦や水の汚れなども多く、コーティングして表面をある程度保護しておかなくてはならないため、自然な見え方で表面保護能力の高いウレタンニスを選択しました。
なるだけ自然に見えたいので、無色でつや消しにしました。
4回塗りくらいで仕上げようと思っていたのですが、最初の塗りで失敗しました。
原液をそのまま使おうとしたのと、最初によく混ぜなかったため、どろっとした伸びの悪い状態がダマになってしまい、完全に失敗しました。乾燥してから、もう一度サンディングしてそれを取り除いたら、そこでタイムアウト!
1日目が終了してしまいました。。。
翌日、朝から気を取り直して再チャレンジ。今度は失敗しないように、慎重にニスをしっかり振って、水も加えて薄くして、手早く塗ります。
前日の失敗を教訓に、容器を十分に振って混ぜて、水を加えて薄く伸びがよい状態にして塗装していきます。ニスを入れている容器もこぼれ防止に、板切れを下において慎重に塗装していきます。
乾燥は十分に
乾燥が十分にないと綺麗に仕上がらないのは常識ですが、ついつい焦ってしまうんですよね。90分で乾燥となっているのでしっかり2時間ほどは乾燥させます。屋外で天気も良かったので思いの外乾燥は早かったのですが、一応規定通り2時間を厳守します。
2時間の乾燥を置いて、薄く重ね塗りを続けていきます。乾燥した後は400番手の細かいサンドペーパーで表面の塗膜の毛羽立ちを取り除いて、表面を整えます。強くやりすぎて塗装面を剥がさないように、優しく手早くさっと行います。
うまくきれいにコーティングがされているのかがポイント。薄く何層にも塗装を繰り返すと、つや消しでもうっすらとツヤがでてきます。なかなかいい感じです。
じゃ~ん
そして4回塗りまでできたのがこちら。うん、我ながらなかなかうまくできました。1回目の失敗の時に諦めて惰性で行わず、もう一回剥がしてやり直した甲斐がありました。
表面もちょうどよい光沢感でギラつかずに自然でいい感じです。
頑張ったー!達成感MAX
一応まとめるとこんな感じです。
- 塗装剥がし
- 塗装(1回目→失敗)
- 塗装剥がし(1日目はここで終了。。。)
- 再塗装#1(2日目)
- 乾燥(2時間)
- 塗装#2
- 乾燥(2時間)
- 塗装#3
- 乾燥(2時間)
- 塗装#4
- 乾燥(2時間)完成!
完成したデスクを室内に入れた後、念のため24時間物を何も置かずにしておきます。
なかなか時間かかりましたが、その成果あって仕上がりはかなりよくできました。これでまた明日からの仕事も、リフレッシュな気分ではじめられそうです!