初心者向け。誰でもできる自家焙煎珈琲のはじめかた。その1

コーヒー
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このサイトはTINYWORKと名乗っていますが、実は僕の自家焙煎珈琲の屋号からとっています。このブログは2020年2月からはじめてますが、それよりも遡ること5年前(くらい)に自家焙煎をはじめました。まあそれなりに続いています。

自家焙煎で珈琲豆を作る人はたくさんいると思いますが、5年くらいずっとやってきた限りではありますが、僕なりの誰でもできる自家焙煎珈琲の簡単なはじめかたを書いてみようと思います!

この記事は自家焙煎珈琲をこれから始めようとしている人に向けて書いています。

自家焙煎は難しくない!

いきなり核心をつく言葉ですが、それなりの真実はあると思います。

そもそも珈琲を焙煎する人ってどういう人が頭に浮かびますか?
こだわりの人、研究熱心な人、無口な人、頑固な人、、、なんとなくそのようなイメージはないでしょうか。特に昭和の喫茶店文化華やかな頃は、このようなイメージはとても強かったと思います。そしてこれは珈琲に限らず、多くの食文化にはつきもののような気がします。そして実際、今でもこのような人はたくさんいるのが事実だと思います。

でも、個人で楽しむ分においてはもっと気軽にやればいいと思うのです。
焙煎のスタイルはそれぞれ好きにあっていい。
世の中に行列ができる超絶美味いカレーの専門店があったとしても、自宅で自分が好きなように楽しくカレーをつくるのは楽しいはずですし、そうしたものは超絶カレー屋さんとは違う美味しさがあるはずです。そしてそのカレーを美味しいという家族や友人もたくさんいるはずです。まあ、何よりも自分自身が楽しい!

そう考えれば小難しそうな印象の珈琲の焙煎も、もっと気軽に自宅で楽しくやればいいと思うのです。お店をやるのであればまた少し別ですが、何度か失敗しながらも少しづつうまくなったり、コントロールできるようになると普通に楽しいです!

何故こんな当たり前のようなことをくどく書いたかと言うと、実は僕の場合ですが、自分の中に勝手なハードルをつくってしまって、珈琲が好きなのに、自家焙煎を始めるまでにけっこう時間がかかったのです。
理由は先に書いたように、こだわりの人、研究熱心な人、無口な人、頑固な人じゃないと始めちゃいけないと、なんとなく無駄に思ってたんですね。考えてみれば余計なことですね。

豆と網と火だけあればいい

最初は失敗するのはカレーも珈琲も同じです。でもカレーよりも断然簡単なのは、豆と火しかいらないんですよね。味付けなんてない。豆を焼くのに網を使うというだけです。成否が分かれるポイントが少ないのです。3000円くらいの手網と生豆、それだけでそこから始めればよいですよ。

材料と道具を揃えよう

そう思ったら、道具手に入れてさっさと始めたほうがよいです。主なものは、珈琲の生豆、手網、カセットコンロ、以上です。
その他、ザルやスケールなども必要です(後述します)。

豆はどこで買う?

これはすべての入り口であり、底なし沼の入り口でもありますがw、まず最初はとにかくたくさん焼いて慣れるほうが良いので、あまり高級なものを選ばずに、コスパのいいものを揃えましょう。生豆についてはこちらの記事でまとめています。

↑もしこの中から買うのなら、松屋珈琲さんがまずはおすすめです。
理由は安いからです。まず初めての焙煎だとどうしても豆を焦がしたりして失敗することも大きですので、練習ということでおすすめになります。
手頃で質もよい豆を安定的に供給してくれます。初めての焙煎にぴったりです。

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1回の手網焙煎で使える豆の量は、MAX180gほど。でもこの量だとかなり重いし、網の中がいっぱいになってうまく豆が混ぜられず、ムラに焼けてしまうことが多いです。ですので最初は100〜120gがおすすめです。そうなると生豆1kgで約9〜10回は焙煎できます。練習用にはこのあたりがよいと思います。
※生豆は冷暗な場所に保存しておけば、1年位たっても品質的には平気です。まとめ買いできるのであれば3kgくらい買っておいても、保管については品質の問題はほぼありません。

ポイント
豆はコスパのいいものを1kgまとめて買おう

手網について

手網は温度計のついた専用のものもありますが、そこまでは必要ないと思います。だいたいこのあたりで問題なしです。

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こちらのタナカ金網さんのものは網が上下ともに厚く、内部の体積がありますので、撹拌がしやすく豆がよく混ざるので、ムラ焼きになりにくいという特徴があります。

ポイント
直径20cmmほどのステンレス網の手網ロースターがおすすめ

カセットコンロについて

焙煎をする途中に、豆の外側の薄い皮(チャフ)がはがれて網の隙間から飛び出て舞い上がり、コンロのまわりは激しく汚れてしまいます。室内のキッチンはアルミ箔などでカバーしたとしてもやはりかなり汚れて後片付けが面倒ですし、家庭持ちだと奥さんに相当怒られてしまう事態が起こります。
可能な限りベランダや庭などの屋外で、舞い上がるチャフを気にすることなく、焙煎作業に集中したほうがよいので、屋外使用専用のカセットコンロがおすすめです。火力は一般的なもので十分だと思いますが、風が吹く場合もあるので、もし可能であれば高カロリーで風に強いものがさらにおすすめです。

ポイント
熱源はカセットコンロ。アウトドア仕様のものがオススメ

以上が基本ですが、その他細かいものがいくつかあります。

  • キッチンスケール
  • 浅型ステンレスザル
  • 軍手
  • うちわ

豆の重さを測るスケールを用意しておきましょう。のちのちドリップ用にこだわりのスケールを購入してもよいですが、ここでは焙煎の豆の重さを測るだけなので、一般的な家庭用の安価なスケールで十分です。

それと焙煎できたら手網の豆をザルに移して、うちわで扇いで冷却します。簡単なものでいいのでザル(ただし熱に強いもの、ステンレス製がよいです)を用意しておきましょう。

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ここまで準備できたら、さっそく焙煎をはじめましょう!
この記事はその2に続きます!

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